ジョギングについて

■ジョギングの強度
・最初は推定最高心拍数の50%程度を目標とし、ある程度ジョギングに慣れてきたら、強度を徐々に75%程度まで高くしていく。
・走行時間は必ず3分以上になるようにし、心拍数は走行終了直後の10秒間の測定値を6倍して推定する。
・同じ負荷の運動を行ったときの心拍数はだんだんと減少いくので、走速度をやや速くする。運動心拍数に変化がみられなくなったら、目標心拍数はそのままで、時間や頻度を増加させる。多くの場合は、心拍数などの客観的な指標を用いて強度を調節したほうがよい。

■ジョギングの頻度と時間
・有酸素性能力の向上を目的とするならば、最低1回につき20分間は続けて走り、それを週3回以上行うことがすすめられる。
・はじめから運動による効果を期待するのではなく、長時間継続可能な時間や頻度でジョギングを行うことが重要である。
・減量を目的とするならば、時間は長く、頻度は多くすることが望ましい。

■ジョギング実施上の注意点
・運動習慣のなかった人は事前にメディカルチェックを受けることが望ましい。なお、日々の体調の変化にも注意することが重要である。
・足に血液などの滞留が生じている夕方に、左右両方のシューズを試着して選ぶ。左右方向の安定感が高いと感じられるものを選ぶことも必要である。
・多量に汗をかく場合は、0.1~0.2%の塩分を含んだ水を飲むことが進められる。
・運動中の体重減少量の4分の3を補うように飲む必要がある。。

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