■脊髄は中枢神経系である。
■運動の種類
・膝下の膝蓋腱をたたくと膝関節が伸展する:腱反射
・熱いものに触れたときに、とっさに肘が屈曲して手を引っ込める:侵害反射
・意識しなくても、直立姿勢を保つことができる:姿勢反射
・野球のボールを投げる際にテイクバックを行う:該当せず
・無意識に行われる呼吸運動:定形運動(自動運動)
■自立神経は交感神経と副交感神経である。
■随意運動と末梢神経
・アルファ(α)ニューロン:骨格筋に活動命令を伝える
・ベータ(β)ニューロン:触覚や運動各(骨格筋の、長さやその変化、張の状態)に関わる
・ガンマ(γ)ニューロン:触覚、筋紡錘の興奮度や骨格筋の長さの調節、圧覚に関わる。
・デルタ(δ)ニューロン:痛感、温覚、冷覚、圧覚などに関わる。
■大脳皮質で生じた随意運動の命令は、錐体路を経て脊髄まで伝わる。錐体外路は、不随運動で全身の骨格筋をバランスよく動かして、運動を円滑にする役割がある。α運動ニューロンは、脊髄から骨格筋へ情報を伝える。
■骨格筋の細胞は、筋線維である。
■骨格筋の収縮のメカニズム
・電車がトンネルの中を走るように、筋足の中で筋線維が走行することによって伸びたり縮んだりする。
短縮性収縮、伸張性収縮、等尺性収縮の中で、最も大きな張力(力)を発揮するのはどれか
答:伸張性収縮
解説:伸張性収縮の場合、アクチンとミオシンが発揮する張力だけでなく、フィラメントと平行して存在する結合組織も張力を発揮するので、最も大きな力を発揮する。
心臓から全身に送り出された血液は、何の力によって心臓に戻ってくるか。立位姿勢の場合として答えること。
答え:骨格筋の収縮力
高血圧では、どのような健康上の問題を引き起こす可能性が高いか。
答え:脳卒中や心筋梗塞
呼吸はどのように調整されているか
・主に動脈血に含まれる酸素と二酸化炭素の分圧(濃度)を一定に保つように調整される。