試験勉強⑭

■体力と運動能力の違い
・体力とは、基礎的な身体機能が統合されて、運動時に発揮される能力のことである。
・体力を構成する基礎的な身体機能は、筋力や筋パワー、筋持久力、全身持久力、柔軟性、平衡性、敏捷性、巧緻性で構成されている。
・運動能力は、基礎運動能力(バランス、リズム、タイミングなど)と運動動作能力(走る、跳ぶ、投げる)の2つの要素に分類される。
・運動能力を評価するものには、フィールドテストが多くある。
・体力も運動能力も、健康関連の場合もあるし、スポーツ関連の場合もある。

■アクティブガイドに示されている成人の身体活動量・運動量の基準
・強度が3メッツ以上の身体活動を23メッツ・時/週行う。
・強度が3メッツ以上の運動を4メッツ・時/週行う。

■メッツの値
・3メッツ:普通歩行
・3.5メッツ:ゴルフ(ただし生活活動ではなく、運動である。)
・4メッツ:階段を上る(ゆっくり)、自転車に乗る(通勤)、高齢者障がい者の介護(身支度など)
・5.5メッツ:バドミントン(ただし生活活動ではなく、運動である。)

■減量が目的の場合は、最低時間は10分になる。ただし1回は10分でよいとしても複数回繰り返さないと、減量効果は得られない。最大酸素摂取量の増加させるために行う有酸素運動の、1回あたりの運動時間は最低20分となり、週3回は必要となる。

■残気量とは、息を全部吐き切ったつもりでも、実際には肺の中に残る気体の量のことであり、加齢に伴って増加する。

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