■減量のための運動では、1回あたりの運動時間は、最低限10分以上必要である。これは、今のところ効果が確認されているのは10分以上の運動であるとされているからである。今後10分未満の運動による減量効果が証明される可能性はある。
■運動量が多い人は貧血になりやすいが、その栄養学的原因としてはたんぱく質・炭水化物(エネルギー)、鉄の摂取量不足からなる。
・まず貧血とは血液が薄くなった状態をいい、血液中のヘモグロビン濃度、赤血球数、赤血球容積率が減少し基準値未満になった状態。低血圧や、立ちくらみは「脳貧血」とよぶべきであり、混同しないようにすること。
・運動量が多い人が起こしやすいのが鉄欠乏性貧血であり、溶血性貧血を起こすこともある。
酸素を運ぶ役割を果たしている赤血球は、鉄が不足した場合だけでなく、たんぱく質が不足しても減少する可能性がある。理由は、赤血球という細胞を作るためにはたんぱく質も必要だから。
・たんぱく質を標準摂取していても、炭水化物が不足すると、たんぱく質がエネルギーとして消費されてしまい、赤血球を作る際に不足することがある。
・ちなみにカルシウムは、直接的には、貧血とは関係がない。
■スポーツ選手の場合、全摂取エネルギーに占める炭水化物の割合は55~60%である。
■過剰に摂取すると肥満につながりやすい栄養素は、糖質・脂質・たんぱく質である。
・糖質やたんぱく質も脂肪に変換され蓄えられるため。